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コンクラーベと新法王の誕生

やっぱり低速カトリック信者としてこの話題を避けては通れないから書きます。
昨日、第266代ローマ教皇としてフランチェスコ1世が選ばれました。私達、カトリック信者は、その選挙を心から注目していたのです。でも今回は、日本のメディアでも凄く話題になっていましたね。細かく取材して放送していました。(苦笑)

本当にパパ(法王)の選出って以前は、ほぼ死ぬまで法王で在位されていたので珍しかったのですが、私が信者になってからは、3度あったということになります。でもいまいちよく解らなかったのですが、今回の日本のメディアでの報道でより詳しく(笑)、理解できたということになります。
やっぱり日本では、少数派の宗教なので某番組のキャスターも超初歩的なことを真顔で聞いていたから仕方ないなぁと思いました。プロテスタントとカトリックの違いもよく知らないのだろうなぁ。

コンクラーベは、鍵をかけるという意味だそうで昔、パパを選ぶのに時間がかかりすぎて怒った住民が部屋に鍵をかけたというのが由来だと言っていました。まぁラテン系の人達だし・・・権力やいろいろと事情が絡んでいただろうし、簡単には、決まらなかったでしょうね。今回でも5回ほど投票をしたわけですからね。現代でもこの昔からのスタイルを貫いているのは、やはりカトリックという気もして私は、この方法でいいと思います。

さて、南米系はじめてのパパということでブラジルも相当ブラジル人枢機卿のシェレルさんがパパになることを期待していたわけですが、まだ若輩者ということで票を得られなかったことを考えるとフランチェスコ1世が選ばれたのは、案外改革派としては順当だったのだろうと思います。

でも所属がイエズス会というのは、凄いことです。日本にカトリックが伝わってきたのもイエズス会の宣教師(司祭や修道士たち)が、大航海時代に船で世界を超えて来て日本へ伝えられたわけです。そして数ある修道会でも改革の気質一杯のイエスズ会は、バチカン(法王庁)と仲が悪かったんです。(過去に弾圧を受けていた。)
私のお世話になってきている司祭は、イエズス会の方が多いので嬉しい限りですが、それに加えて名前が素晴らしい!!!フランチェスコ、そうアシジのフランチェスコは、私の洗礼を受けた教会の守護聖人でありましたし、私がやはり最終的にカトリック信者になる為に多大な影響を与えた映画のモデルでもありました。

現代でこの世界3台宗教のトップになられて、いろいろと改革をしなければならない重責を担うことになった、パパ、フレンチェスコ1世に期待をしたいと思います。
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by gabbyna | 2013-03-15 10:13 | カトリックのつぶやき

いろんな思うこと、あれこれと。。。。。


by gabbyna