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それぞれの能力

1ヶ月に一度、または、2ヶ月に一度、人に家の掃除をお願いしています。
こちらへ来て、掃除の仕方がまったく違うことに気づいた私。でも私に掃除を教えてくれる姑が居なかったので私は、掃除をどうやっていいのか??全く解らないままでした。
最初の一年は、1DK、それも家具付きなので自分のものがなかった分、気にしなかったけれど、掃除機もないのでモップと箒で掃除をしていました。
拭き掃除に使う、液剤も何も解らないので店においてあるのを絵を見て使っていたものです。

それが一軒家を建ててやっと引越しをしてきたら、その家の掃除の仕方が解らないという状態になったのです。
自分たちの店もやっているので午後は、ほとんど店にかかりっきりだった頃で家に戻れば、夕食を作って終わり、こちらに着た2年目は、休みもなく働いていた頃でしたからとても家の掃除を完璧に出来なかったものでした。

で、見かねた(あきれた?!)旦那さんが「掃除をお願いしよう!」ということになり、掃除専門の人を頼むことになったのでした。こちらでは、家のことを頼む、インプレガーダを雇うことは、中流階級以上の家では、割と当たり前ですが、大抵が低所得者層(多くは、黒人系)の女性がする職業です。教育もなくても出来る仕事ですからね。
で、問題は、家に入れるということ、日本人の私は、凄く抵抗がありました、やっぱり他人に家の中を見られるというのは、気持ちがいいものでないタイプなのです。そして別の憂慮は、「手癖が悪い」(家のものを盗む)という人も多いのでそんな話を一杯聞かされていたから安心できる人がいいなぁと思っていました。
で、旦那さんが常連さん宅を任されている掃除などをしてくれる女性にお願いをしてくれ、彼女がやってきてくれるようになりました。この女性DonaGといいますが、言語障害がありますが、話すことは、話せます。でもって物を取ることを絶対にしないので信頼をしています。既に4年お願いしています。

そして、何せ、掃除が素晴らしい!彼女が来た跡は、家のどこもピカピカでものがきちんと片付いています。
ただ、彼女の掃除っぷりは、素晴らしく、家の中のものを全部移動して(相当重いもの以外は、ほとんど)履き、拭き、磨きます。なので掃除があった日は、家の中は、カンジダ(所謂ハイター)系の匂いが残ります。
彼女の能力は、こういう掃除に発揮されて、それで仕事になっていってくるんだなぁと思うのです。

物を私が置いてもきちんとしないのは、どうしてなんだろう??と何時も彼女の掃除の後に思います。
どうやら私には、余り整理整頓の能力は、ないようです。(苦笑)

人件費が安いこの国は、まだこういう人を一杯雇えるのでいいのですが、今後は、どうなるのでしょうか?!最近は、掃除機も大分まともなものが出てきたので自分で出来る範囲も増えましたが、他の部分は、やっぱり頼まないといけないだろうなぁと思っています。
by gabbyna | 2010-07-22 22:32 | 未分類

いろんな思うこと、あれこれと。。。。。


by gabbyna