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詩篇と思い出の神父様

私は、カトリックであるのでお祈りの本というものを幾つか持っています。
中でも聖書から取り出された詩篇で作られている祈りの本が好きなのですが、これは、私がまだ未信者の頃、今は、トラピスチヌ修道院には入っている友達から貰ったものでした。
カトリックのミサでも詩篇唱和として歌われています。歌いながら祈ると言うことですね。

聖書は、御存知のように旧約と新約と2部にわかれます。で、詩篇は、旧約の方からの抜粋です。なのでこの詩篇の中で神様を表現するのは、結構、強烈に強い神というイメージが沸いて来ます。詩篇は、ユダヤ教でもキリスト正教会でも同じように使われているそうです。

目からウロコ 詩編で祈る

来住 英俊 / 女子パウロ会

これもお祈りの本です。

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私が洗礼を受けた頃、私の所属していた教会は、若い人が活発に活動をしていた時期でした。
青年会みたいのもあって一緒にあちこちへ出かけたものでした。凄く楽しかったのでした。何か何時も楽しくて、気持ちが開放されていたのを覚えています。大学生をしていたり、既に仕事をしながら教会の活動を支えたりしていた人も多かったのでした。若い男女が一緒に活動をするのでそれなりに恋愛的なモードに発展していったこともありました。中には、結婚をしたカップルもいました。が、それ以上にこのグループの中から修道女、修道士に向かっていった人が出てのは、指導司祭が良かったからじゃないかと思います。その指導司祭は、私の洗礼を授けてくれたM神父様で、既に帰天(故人)されてしまいました。お酒も飲むし、タバコも吸うし、美味しいものも大好きなM神父様は、とても大きな包容力のある人でした。

洗礼を受ける決心をしてきちんと「要理」の勉強を開始してからいつも神父様にあれこれと質問攻めにしていた私。何せ、理屈型なので・・そんな私を何時も笑いながら「困ったなぁ~」と言いながら答えてくれていたM神父様。

私は、M神父様で洗礼を受けれたことは、凄い恵みだと改めて思うことが多いのです。そして彼の歩いていった路を遠くに見ながらやっぱり歩いていきたいと何時も思うのです。
葬儀ミサの折に貰ったM神父様の写真入のカードを今も時々見返して、路を知らせくださいと祈る私です。
by gabbyna | 2009-01-14 13:01 | ちょっと昔の話

いろんな思うこと、あれこれと。。。。。


by gabbyna